Domestic Travel

【北鎌倉】お寺巡りとゴージャスランチの旅ー円覚寺編ーgo to travelにオススメ!

どんな旅?

今こそ使いたい、gotoトラベル!札幌定山渓の温泉旅に続き第二弾は鎌倉へ!今回の旅のメインはお食事です。1日目はゆっくりお寺巡りをしながら、美味しい北鎌倉ランチ、宿泊を生かした御成通りの隠れ家イタリアン、2日目には江ノ島の新鮮な伊勢海老を豪華に使ったランチを頂きます!鎌倉駅前に新しく出来たホテル!メトロポリタン鎌倉にも注目です。

Emma
Goto travel使いたいけど、遠出は無理・・・という方にオススメなのが近場で一泊旅です!
前から鎌倉に宿泊出来たらいいのに〜!って思っていたよ。
今回宿泊したメトロポリタン鎌倉は駅前の好立地にある、使い勝手の良いホテルでした!
記事はお寺・お宿・お食事と3連続で情報満載でお届けします!

まずは今回のルートはこちらです!

gee

今回のルート

北鎌倉駅→円覚寺→鉢の木でお食事→明月院→建長寺→バス→鎌倉駅→御成通りで夕食

鎌倉メトロポリタン泊

高徳院→江ノ島忠兵衛でお食事→鎌倉小町通りでお買い物

Emma
実は私が鎌倉1泊旅行に行ったのはなんと台風接近の大雨の二日間でした・・・。 その為巡れた場所は少なくなりましたが、お食事を旅のメインにする事で満足度が上昇出来しました。
まず最初にお寺編をお届けします!
gee

北鎌倉の自然が守る、国宝2つ所有の円覚寺

秋の気配が漂う北鎌倉に到着しました。夏の猛暑を思い出せないくらい涼し・・・いえ、雨が当たってむしろ寒いくらいの気候になってきました。
季節の移り変わりのはっきりしている日本だからこそ、美しいお寺の姿が見れるのですね。さて、今回の旅の始まりは円覚寺です。
円覚寺は元寇の戦死者供養の為に北条氏が建立しました。
元寇といえば、、そうモンゴル(元)ですよね。

この頃日本は北条時宗が鎌倉幕府8代執権の座についていました。中国はモンゴルの征服王朝である元が統治しており、皇帝のフビライ・ハンからの国書が度々日本に送られてきていました。
この国書の内容は実質的には服属要求であった為、時宗は返事をしませんでした。そうするとついにフビライ・ハンは痺れを切らして日本に攻め入る事を決め、博多湾に数百隻の元軍の船で押し寄せてきました。しかし暴風雨によって多数の船が難破し、日本は難を逃れました。これが文永の役です。

文永の役では失敗したものの、元はとても強く、中国では勢いが止まりません。遂には1279年に漢民族の国であった南宋を滅ぼすに至ります。円覚寺開山の無学祖元が南宋から来朝したのはこの同年であったと伝えられています。

文永の役から7年後(1281年)、フビライは再び日本に侵攻してきます。日本軍は7年前の経験を踏まえ、万全の守りを固めて迎え打ちますが、またも大嵐がやってきて多くの元軍の船が難破、船の残骸と多くの溺死体が博多湾を覆い尽くしたと言われています。こちらが弘安の役です。

円覚寺はこの翌年に禅を広めることと、元寇によって戦没した兵を敵味方の区別なく供養する目的の為に建立されました。

gee
元寇に関係あったとは思いもしなかったよ。
敵味方関係なく戦争の犠牲になった方を供養しようと作られたというところが素晴らしいですね。円覚寺開山の無学祖元は南宋から来朝していますが、弘安の役で犠牲になった兵士の多くは支配されてしまった南宋の兵士や高麗の兵もいたそうです。同胞の無念を感じてせめてきちんと供養したいと思ったのかもしれません。「敵味方なく」というところに心を打たれます。
Emma

円覚寺の見所をCheck!!

 

力強い山門

境内に入ってすぐにこの大きな山門が目に入ります。立派ですね。重厚な三間二重門です。

雨がしっかり映ってますね。毎年八月にはこの周りで盆踊りが開催されるのです。来年はコロナの影響なく開催できてほしいですね。

御本尊を守る白龍

こちらは仏殿の天井に描かれた白龍図です。監修は前田青邨(まえだせいそん)、揮毫は守屋多々志です。力強いですね。天井から御本尊を守っています。

御本尊は宝冠釈迦如来です。見上げるほど大きい御本尊は、創建時は毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)と呼ばれていました。これはサンスクリット語で「遍く光明で照らす」の意味であった為、仏殿は大光明寶殿(だいこうみょうほうでん)の名を持ちます。

茅葺の素晴らしい屋根

すぐ横の選仏場は茅葺の屋根が見事です。

円覚寺2つの国宝

国宝 舎利殿

国宝の舎利殿が遠くに見えます

舎利殿は鎌倉で唯一の国宝建造物です。元々は西御門にあった尼五山一位の太平寺の仏殿でした。建立は室町時代の初期と考えられています。通常は一般公開されませんが、毎年11月初旬の数日間のみ拝観できます。2020年は11月1〜3日に特別拝観可能です。

国宝舎利殿特別拝観
期日:11月1日(日)~3日(文化の日)
時間:午前9時頃~午後4時頃(最終日は午後3時半頃まで)
場所:国宝舎利殿 特別拝観料:高校生以上200円 小中学生100円(この他に別途 通常拝観料)
拝観された方には特別朱印「舎利瞻禮」(御朱印料別途)が頂けます
大方丈での宝物風入れは本年は残念ながら中止です

国宝 洪鐘

鎌倉三名鐘の1つ国宝洪鐘への道のり

この長い階段の上の国宝の洪鐘があります。が、雨の日は特に気をつけてください!

とても滑ります。階段はなかなかきついですが頑張ってください!

国宝洪鐘

9代執権の北条貞時が国家の安泰を願い物部国光に作らせて1301年に寄進しました。横に立つ弁天堂には洪鐘完成の加護に感謝して貞時が勧請した江ノ島弁財天が祀られています。

※こちらのカフェはコロナの影響で当面の間お休みとなっています。お気をつけください

本来は方丈など、まだまだたくさん見所があるのですが、この日は雨のためか、方丈の中に入ることができませんでした。残念。。。また今度行かせて頂きます。これもご縁ですね。

今日は円覚寺についてのご紹介をさせて頂きました。鎌倉は今年紅葉が期待できるみたいですよ!楽しみですね。次回の記事は今回メインにしたお食事について書かせて頂きます。また是非お越しください!

今日もお越しいただきありがとうございました。

Emma

どこにあるかCheck!!

北鎌倉駅を降りるとすぐ分かりますが、是非線路を渡って鎌倉街道側の石碑がある道からお入りください。こちらが正式な参道です。

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